11月24日、山梨県立博物館にて開催中の「黄金の国々展」に、長安の会のメンバー5名で訪れました。
展示は甲州での金銀山の開発・発展を主として、武田信玄や徳川家康といった大人物と鉱山の関わりを時代を追って分かりやすく紹介。武田信玄のもとで甲州流の治水法や鉱山開発術を学んだ大久保長安のコーナーもあり、新潟は佐渡の大安寺にある長安坐像(木像)も鎮座ましましていました。そばには長安がポルトガル人から授かったと思しきハイカラな帽子も。庶民ともキリシタンとも外国人とも分け隔てなく付き合った長安の人柄を象徴しているような逸品でした。
観覧後、博物館の学芸員の方と会談。来年4月13日に予定している400年祭での協力をお願いしました。また、博物館からほど近い万力公園にある信玄堤(雁行堤)を教えてもらい、訪問。
説明板によると、この堤は5メートルの高さにもなるとか。民を洪水から守ろうとした信玄の真剣な治水対策が窺える遺構です。八王子の浅川には大久保長安により堤が築かれましたが、これほどはっきりとした形では残ってはいません。雁行堤、羨ましいなぁ。
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